病理・細胞診検査
【病検検査】
病理検査とは、患者さんから採取された組織や細胞を処理して標本を作製し、それを病理医が顕微鏡で観察して病気の診断を行うことをいいます。
病理検査は、主に以下の3つに分類されます。
1)病理組織診断
手術や検査で採取された組織から、顕微鏡標本を作製し、病理医が観察・診断を行います。診断までの期間は通常1週間程度ですが、診断が難しい場合はそれ以上かかることもあります。
また手術中に病変が良性か悪性か、腫瘍は取り切れているか、リンパ節転移の有無などを確認するために、術中迅速診断を行うことがあります。この場合、30~45分程度で結果が得られ、手術方法の決定に利用されます。
2)細胞診
体から自然に剥がれた細胞や、細い針などを用いて採取した細胞を調べる検査です。
喀痰、尿、体腔液、子宮頸部、乳腺、甲状腺などから採取した細胞を染色し、標本を作製します。
作製した標本は、細胞検査士や病理医が顕微鏡で観察し、診断を行います。
3)病理解剖
ご家族の承諾のもと、亡くなられた患者さんの死因の究明や病気の広がり、治療効果の評価を行います。
結果は臨床病理検討会(CPC)などで検討され、今後の医療の向上に役立てられます。
なお、全身の観察を行うため、結果の報告までに時間を要します。























