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2025年、年頭のご挨拶

独立行政法人国立病院機構
高崎総合医療センター院長  小川哲史

incyo  明けましておめでとうございます。
 昨年は、元旦の能登半島地震にはじまり、夏の記録的な猛暑、台風や線状降水帯による豪雨など地球規模の気候変動による災害が多発し、またロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルとハマスやヒズボラとの戦闘など戦火も絶えない一年でした。明るいニュースとしては、健大高崎高の春の甲子園優勝、ドジャーズ大谷翔平選手の米大リーグ初となる「50‐50」の達成、またパリ五輪での日本人のメダルラッシュなどスポーツ界での活躍が目立ちました。
 当院における昨年の臨床実績ででは紹介患者数、新入院患者数、手術件数とも過去最高の件数で、また救急車搬送件数も群馬県内でトップクラスの受け入れ件数でした。
 新たな診療体制、地域連携としては、昨年から3名の腎臓内科の専門医師が常勤となり、高崎市医師会と協同し「高崎市CKD(慢性腎臓病)病診連携」を立ち上げました。また地域全体で口腔内管理やケアを継続して行えるよう、高崎市歯科医師会と新たな連携体制を構築しました。さらに当院としては2台目となる救急車を購入し、比較的軽症な救急患者さんを対象とした連携搬送も開始しました。
 一昨年導入したロボット手術も順調に施行しており、泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科、産婦人科と合わせて、月に20例近い手術を行っています。今後とも、より侵襲の少ない手術、患者さんの負担の少ない手術や手技に取り組んでいきます。
 今年も高崎市・安中市などの行政や医師会等の地域医療機関と連携し協力しながら、市民の方々の命と健康を守るため、がんをはじめとした高度医療や救急医療の充実に、職員一同努めていきます。ご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。