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2019(令和2)年度 活動の紹介

1. 概要

 4月1日付で任用登録試験合格者の上村真帆栄養士が採用になる。産休・育休代替の坂本映里子栄養士が7月31日付で退職になる。坂本香絵栄養士が8月31日付で退職になる。9月1日付人事異動で近藤光栄養士が下志津病院より配置替えになる。同日付で産休・育休を取得していた小山優依栄養士が復職になる。栄養士の構成は栄養管理室長、副栄養管理室長、主任栄養士(NST専従)、管理栄養士(5名)、非常勤栄養士2名、計10名である。平成28年1月1日から給食管理業務すべてが業務委託となっており、臨床栄養管理業務との住み分けがされている。

 

食事提供について

 令和元年度の提供食数は普通食157,665食、加算特別食107,907食、非加算特別食359,908食、合計359,908食であった。加算特別食で提供数の一番多い食事は心臓食(33,531食)、次いで糖尿病食(32,289食)、肝臓病食(12,816食)、消化管術後食(9,528食)、であった。非加算特別食で提供数の一番多い食事は濃厚流動食(32,959食)、次いで嚥下訓練食を含む形態調整食(17,955食)であった。
 令和元年度の平均喫食率は90.2%、特別食加算率は30.0%であった。
 選択食・行事食等の患者サービスは前年度と同様に実施している。
 嗜好調査を4回実施した。

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栄養食事指導について

 個人栄養食事指導の総件数は3,539件、算定件数は3,240件であった。算定指導疾患名はがん(1,440件)、糖尿病(748件)、消化管手術(284件)が上位であった。集団栄養食事指導の算定件数は減塩教室、肝臓病教室合計124件であった。母親教室の参加者は39名であった。8月より婦人科ケモパスに栄養食事指導を組み込むことで、がんの入院栄養食事指導件数は増加した。
 管理栄養士養成学校臨地実習受入は5校、延べ学生数は322名であった。

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2. 基本理念

 「総合診療施設である医療機関において、治療の一環を担う業務であることを自覚し、常に患者サービスを優先する立場で業務を行う。」

(1)患者個々に適合した治療食を提供すること。

(2)患者の健康回復を図るため栄養の質と量を調整すること。

(3)食事は文化性を有し、おいしく、安全に調整すること。

 

 

3. 目標

栄養管理室の目標 : 患者さんから信頼される栄養管理室を目指す

(1)安全で質の高い治療食を、心あたたまる食事として提供する

(2) 治療効果を上げるための栄養食事指導を行う

(3)教育研修

(4)健全な栄養管理室の運営に努める

(5)チーム医療の強化・推進

栄養管理室