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2021(令和3)年度 活動の紹介

1. 概要

 栄養士の構成は栄養管理室長、副栄養管理室長、主任栄養士(NST専従)、管理栄養士(5名)、非常勤栄養士3名、計12名である。平成28年1月1日から給食管理業務すべてが業務委託となっており、臨床栄養管理業務との棲み分けがされています。

●食事提供について
 令和2年度の提供食数は、普通食149,509食、加算特別食101,315食、非加算特別食115,621食、合計366,446食でした。加算特別食で提供数の一番多い食事は、心臓食(32,054食)、次いで糖尿病食(28,303食)、消化管術後食(10,892食)、肝臓病食(10,885食)です。非加算特別食で提供数の一番多い食事は、濃厚流動食(34,946食)、次いで、嚥下訓練食を含む形態調整食(33,826食)でした。
令和3年度の平均喫食率は89.5%、特別食加算率は24.8%でした。選択食・行事食等の患者サービスは、前年度と同様に実施しています。また、嗜好調査を4回実施しました。

●食事提供について
 2020年3月23日患者サポートセンター開設時より、予定入院患者を対象に栄養評価及び外来栄養食事指導を実施しています。個人栄養食事指導の総件数は6,003件、算定件数は5,237件でした。算定指導疾患名はがん(2,763件)、糖尿病(831件)、心臓病(381件)が上位でした。集団栄養食事指導の算定件数は合計77件でした。新型コロナウイルスの影響により、感染のリスクを下げる為、減塩教室は個別栄養食事指導に切り替えて実施し、母親教室は中止としました。

●管理栄養士養成学校臨地実習受入
 昨年度は新型コロナウイルスの影響により全校中止となったが、今年度は4校、延べ100名の学生を受け入れています。

2. 基本理念

総合診療施設である医療機関において、治療の一環を担う業務であることを自覚し、常に患者サービスを優先する立場で業務を行います。
1) 患者個々に適合した治療食を提供します。
2) 患者の健康回復を図るため栄養の質と量を調整します。
3) 食事は文化性を有し、おいしく、安全に調整します。

3. 目標

患者さんと地域から信頼される栄養管理室を目指します。
1) 安全で質の高い、治療効果を支援する食事の提供をします。
2) 栄養評価・栄養食事指導を実施し、治療効果を上げます。
3) チーム医療の強化・推進をします。
4) 教育・臨床研究の推進を図ります。
5) 将来を見据えた準備と病院経営に貢献する栄養マネジメントに努めます。

栄養管理室