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2018(平成30)年度 活動の紹介

1. 概要

 田中晴美栄養管理室長の定年退職により4月1日付で野口一彦栄養管理室長が国立がん研究センター中央病院より配置換えになる。6月1日より小山優依栄養士が産休に入る。小山栄養士の産休・育休代替えで若井映里子栄養士が採用になる(11月より結婚のため坂本)。10月1日付人事異動で船越秀樹栄養士が国立がん研究センター中央病院に移動になる。後任は任用登録試験合格者で岸綾香栄養士が採用になる。栄養士の構成は栄養管理室長、副栄養管理室長、主任栄養士(NST専従)、管理栄養士(5名)、非常勤栄養士2名、計10名である。平成28年1月1日から給食管理業務すべてが業務委託となっており、臨床栄養管理業務との住み分けがされている。

 

食事提供について

 平成30年度の提供食数は普通食165,606食、加算特別食93,779食、非加算特別食108,990食、合計368,375食であった。加算特別食で提供数の一番多い食事は心臓食(30,000食)次いで糖尿病食(28,177食)、消化管術後食(10280食)、肝臓病食(9,401食)であった。非加算特別食で提供数の一番多い食事は濃厚流動食(36,130食)次いで嚥下訓練食を含む形態調整食(24,295食)であった。

 平成30年度の平均喫食率は90.4%、特別食加算率は28.1%であった。

 選択食・行事食等の患者サービスは前年度と同様に実施している。

 嗜好調査を4回実施した。

 

栄養食事指導について

 個人栄養食事指導の総件数は2,551件、算定件数は2,389件であった。算定指導疾患名は糖尿病(633件)、がん(853件)、消化管手術(226件)が上位であった。集団栄養食事指導の算定件数は減塩教室、肝臓病教室合計97件であった。母親教室の参加者は58名であった。

 自主的な訪問から他部門との連携をとることによりがん化学療法を行っている通院治療センターにおける栄養食事指導が確立し算定率が向上した。

 管理栄養士養成学校臨地実習受入は5校、延べ学生数は315名であった。

 

2. 基本理念

 「総合診療施設である医療機関において、治療の一環を担う業務であることを自覚し、常に患者サービスを優先する立場で業務を行う。」

(1)患者個々に適合した治療食を提供すること。

(2)患者の健康回復を図るため栄養の質と量を調整すること。

(3)食事は文化性を有し、おいしく、安全に調整すること。

 

3. 目標

栄養管理室の目標 : 患者さんから信頼される栄養管理室をめざす。

(1)安全で質の高い治療食を、心あたたまる食事として提供する。

(2)治療効果を上げるための栄養食事指導を行う。

(3)教育研修

(4)健全な経営に努める

栄養管理室