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2019(令和元)年度 活動の紹介

1. 診療体制

●治療方針

 一般的な骨折の治療はもとより、整形外科部門の専門的治療(脊椎外科および関節外科)の診療および治療を行っています。救急搬送される高エネルギー外傷(多発外傷)にも、当院の他科の先生の御協力をいただき手術をさせていただいています。また近隣の先生方からのご紹介に対しても、できる限り治療させていただきます。今後高齢者人口もますまず増加しますので、骨粗鬆症によるちょっとした怪我で骨折が増えることが予想されます。それを踏まえてこれからも地域の患者さんの期待にこたえて日々診療および手術をさせていただきます。
 救急の受け入れは、特別な事情のない限りうけています。 なるべく多くの患者さんに対応して、治療を行っていきたいと思いますが、ベッドも限りがあります。そのため当院の機能上やはり手術を対象とした患者さんが主となると考えています。そのためにも術後の患者さんをなるべく早期にリハビリ転院等をお願いしておりますが、受け入れ病院のベッドも少ないのが現状です。また高齢化社会や合併症等を持っている人も多いので、手術にあたって当院でしか行えない患者さんも増えています。なるべく多くの患者さんに入院していただけるように努力して治療にあたりたいと考えています。

 

2. 診療実績

●症例数・検査数・治療

外来は月・火・水・金の午前中で、手術は月・火・木・金に行っています。
 ・入院患者延べ人数:15603名   外来延べ人数:12972名
 ・外来新患患者:1075名
 ・H30年度手術件数は731症例でありました。
 ・主な内訳下記の通りです(重複あり)
  脊椎手術:144例
  関節鏡下肩腱板手術:27例 肩関節周囲骨折手術:67例 人工肩関節置換術:14例 
  人工膝関節置換術:13例
  股関節人工骨頭挿入術:7例  大腿骨近位端骨折手術:65例
  鎖骨骨折:23例
  大腿骨骨折手術:18例  下腿手術:45例
  足関節手術:23例  足部手術:8例
  骨盤骨折手術:4例   上腕骨手術:15例   前腕手術:30例

 

3. 臨床研究のテーマ

 手術後の症例にて術後成績評価等を行い、経時的に成績を調査しています。

 

4. 研修教育方針

 整形外科疾患に対して、初期治療やその後の手術・術後管理や後療法について勉強して頂いています。

 

5. 今後の展望

 救急の患者さんや外来でご紹介いただく変性疾患との手術症例を増やしていきたいと考えています。

 

6. スタッフの所属学会

R02-shinryojisseki

整形外科