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2019(令和元)年度 活動の紹介

1. 診療体制

 2011年4月に新設科として設立され、2016年1月より前任内田悦弘医師から引き継ぎ、診療に取り組んでいます。
 形成外科分野の診療範囲は非常に幅広く、先天奇形から良・悪性の皮膚腫瘍、乳房再建などを含めた組織欠損の再建、また顔面外傷や熱傷などの外傷まで多岐に渡り治療を行っています。また最近では創傷治癒の分野での形成外科の果たす役割も大きくなってきており、難治性潰瘍などの治療も行っています。
 2013年7月より乳房再建用皮膚拡張器(エキスパンダー)、ゲル充填人工乳房(インプラント)が保険診療の対象となり、当院でも2016年1月より乳房再建外来を新設しました。当院乳腺・内分泌外科と連携を図り、乳癌切除後の即時再建や乳癌術後の乳房欠損に対しての治療を行っています。
 初めて当院形成外科を受診される方、最後の受診から6ヶ月以上経過された方は他院からの紹介状が必要となります。ただし外傷など緊急性のある場合に関してはこの限りではございません。
 尚、当院では一般形成外科診療が主体であり、美容外科(自費診療)は行っていません。
今後も他科との連携を十分に図りながら、患者様一人一人に対して最適な治療を提供していきたいと考えています。

 

●診療方針

 なるべく多くの患者様に対応できるように心がけて、日々診療に取り組んでいます。治療内容の説明もなるべく患者様の目線に合わせて分かりやすく説明するように心がけております。できる限り患者様のご要望に沿った治療が行えるように今後も努めて参ります。

 

2. 診療実績

●症例数・検査数・治療

 平成31(令和元)年度の手術件数は89件(入院手術2件、外来手術87件)となります。
 手術内容の内訳は下記の通りです。

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3. 今後の展望

 現在、外来は週2日(月・金曜の午後)で、手術日は月・水・金曜の午前枠で行ない,第4週月曜日午後に乳房再建外来行っています。乳房再建外来は現時点では院内紹介のみの運用としています。
 外来患者数の推移をみながら外来枠拡張なども今後検討していく方針です。

形成外科