入院患者さんのための注射薬を準備し、病棟へ届けることを払い出しと言います。

　薬剤科では入院患者さんの注射薬の処方せんにより注射薬を準備し、処方内容に誤りが無いか２名以上の確認のもと払い出しをしています。

　また、注射薬の払い出しには注射薬自動払い出しシステム（アンプルピッカー）も使用しています。アンプルピッカーからは処方せんごとに注射薬（アンプル・バイアル）と共に処方せん・輸液用ラベルが個人用トレーにセットされて出てきます。払い出された各トレーに輸液をセットし、取り揃えチェックのほか、お薬の量・注射する場所・点滴の速さなど安全性について厳重に監査され、患者さんごとに準備されて各病棟のカートにて病棟へ払い出しされています。

 

＜アンプルピッカー＞

 
＜個人用トレーに薬がセットされた状態＞

＜病棟カート＞