ドクターカー事業開始
平成25年9月9日(月)《救急の日》午前9時からのドクターカーの稼働を開始しました。
ドクターカーとは、緊急自動車※1により、救急隊から出動要請を受けて出動します。
救急現場に一刻も早く医師、看護師等が急行し、早期に医療行為を開始することにより、救命率の向上、後遺障害の軽減が期待できます。
プレホスピタルケア(病院前治療)とも呼ばれています。
基本コンセプトは「High quality mobile ER」であり、「攻めの救急医療」を目指しています。
今後も、患者さんから信頼される病院を目指します。
※1緊急車両
赤色灯・サイレンを装備し、群馬県公安委員会の指定を受けています。
ドクターカーの装備等は、以下をご覧ください。《1 ドクターカーの主な車載装備》
一般的な、超音波診断装置、除細動器の他に、通常のドクターカーには車載されていない、心電図、血液ガス分析装置、外傷患者対応セット[開胸心マッサージセット、IABO(大動脈バルーン止血セット)]など高度な医療機材を装備しています。 基本コンセプトは「High quality mobile ER」であり、「攻めの救急医療」を目指しています。 また、消防無線を装備し、救急隊との無線交信が可能であり、災害対応も考慮して衛星車載電話も装備しています。《2 ドクターカー〈衆善〉の愛称》
ドクターカーの愛称を〈衆善〉と石原院長が命名しました。仏教用語で「万人に善をほどこす」。 つまり、「ドクターカーで一人でも多くの命を救え」という趣旨です。 とんち坊主で有名な一休さんによる書で「諸悪莫作」(しょあくまくさ)「衆善奉行」(しゅぜんぶぎょう)と大書した掛け軸が有名であり、今も京都のお寺に残っているそうです。 「悪いことをしてはいけない、善いことをしなさい」という単純な意味だそうですが、言葉の奥には深い意味が込められているそうです。《3 稼働時間》
月曜日から金曜日までの平日、午前9時から午後5時までの稼働としています。《4 稼働範囲》
当院から、概ね20分(片道)の範囲内で高崎・安中医療圏(当院の2次医療圏内)をカバーします。将来的には、ドクターヘリとのコラボレーションも視野に入れています。 当院からドクターカーにより救急現場に直行することを原則としていますが、救急隊とのドッキング方式※2も想定しています。※2ドッキング方式
救急現場で救急隊が一時、患者を救急車内に収容し、予め決定したポイントでドクターカーと合流する方式です。