キャンパスライフ

特別講演会

 2月27日に卒業記念講演を高崎シティーギャラリーで行いました。「その人らしく生きることを支える看護」をテーマに、原陽子先生・櫻井史子先生にご講演いただきました。二人の先生方より、「闘病生活の中で生じた問題や辛かったこと、それに対して力になったと感じた看護師からの支援」「患者の身体的・心理的苦痛の実際やその支援」について、体験をもとに具体的にお話しして頂きました。
 講演後、シンポジウム形式でディスカッションを行いました。先生方の体験や日頃の実習などの経験を通して疑問に思っていることなどを学生から質問し、先生方から丁寧に分かりやすくお答えいただきました。

46期生:講演を通してがん患者に対して、医療者は患者の疾患ではなく「一人の人」としてみることが大切だと学べました。がんを告知された患者の受け入れ状況は異なるため、訪室時に、手を止めて話を聞いて、患者の心情を理解しようという姿勢を見せることで信頼関係構築にもつながります。しかし、看護師だけが話を聞こうとしても忙しい業務のなかで一人の患者との時間を作るのは難しいことがある。そのため、多職種や、がん看護専門看護師との連携を行い、チームとして関わり、医療者同士がお互いの役割をしっかりと理解しておくことで患者に必要な情報や、サポートの提供ができると理解できました。
 がん看護専門看護師は身体的・心理的・社会的の側面からのサポートを行い、患者の治療や療養生活の選択の幅を広げる支援をしている。患者だけでなく、家族もふくめて最善の選択ができるように疾患の説明や、お互いの意見が言える場の提供、本人の価値観の確認をしていくことで、患者を「一人の人」として捉えることができると学べました。

47期生:講演を聞き、その時その時の患者の立場に立ち、思いを受容し、共感・傾聴する姿勢で関わることが大切であることを学びました。生きていく中で死を感じる不安や恐怖は、誰にでも起こることであり、人生の通過点でもあるということを念頭に置き、どのような環境を整えることが良いのかを考えることが必要だと感じました。また、援助を提供する際には、その人らしい生活を送ることができるように、援助方法を工夫し、QOLの向上に向けて実施することも必要だと感じました。
 今回の講演を聞いて、学んだことや感じたことをこれからの実習に活かしていきたいと思います。

48期生:私は、患者の立場にたって看護を見直す大切さを学びました。看護をする際、患者の気持ちを理解することは簡単なことではないと思います。講演を聞いて「自分がこんな援助をされたら・・」と患者の視点から検討・見直すことが必要だとわかりました。それが患者に寄り添った看護の提供に繋がると思いました。今後、自分が目指す看護師像に悩むこともあると思いますが、その時は「もしも自分だったら・・」と考えたいです。また、講演の中で、コミュニケーションスキルの体験をし、共感や傾聴などが会話に大きく影響すること気づきました。この講演での貴重なお話・体験を生かしていきたいと思います。



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