学校長あいさつ
高崎総合医療センター附属高崎看護学校長
小川 哲史
高崎総合医療センター附属高崎看護学校は1971年に開校し、昨年、開校50周年を迎え、これまで1900名を超える卒業生が医療の現場で活動してきました。本校の教育理念は、「患者の目線に立って懇切丁寧に質の高い医療を提供する」で、この理念に沿って、「生命を尊重し、豊かな人間性と高い倫理観をもち、科学的な知識による判断に基づき主体的に行動できる看護実践者」を育てています。
本校の最も大きな利点は、地域の急性期中核病院である高崎総合医療センターの附属であるため、ほとんどの診療科の実習が同じ敷地内にある当センターで行えます。また臨床の講師は当センターの現役医師が中心に行うため、その内容はup-to-dateの正に生きた講義や実習です。さらに県内の国立病院機構である渋川医療センターと沼田病院が、それぞれの特徴を生かした講義と実習のサポートをしてくれます。
現在の医療は、医師、看護師、薬剤師など医療にかかわる全ての職種が一体となって患者さんの診療にあたるチーム医療が主体です。当センターでも様々なチーム医療が活動しており、その中心として本校出身のたくさんの看護師さんが活躍しています。
今後、看護師さんの役割はさらに重要になってきます。本校ではこれまで以上に優秀な人材が育つよう教育してまいります。