高崎総合医療センター附属高崎看護学校

卒業証書授与

48回卒業証書授与を終えて

3年生　担任

　今年の卒業式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、保護者や来賓の皆様にはご案内せず、規模を縮小し2021年3月4日に学校職員に見守られる中、執り行われました。看護学校で過ごす3年間は、看護師になるうえで必要な知識・技術を学び、豊かな人間性を育む時期です。48期生70名は、多くの方々に支えられ学び、この日を迎えることができました。
　2020年度は、感染予防を最大限に考え、学校生活でも様々なことが制限されました。そのような状況でも、48期生が2年次の決意式で誓った言葉を胸に、仲間と共に学び続け、理想の看護師像に近づけるように努力してきた姿に成長を感じました。今後もマスクの着用が必要な生活が続くと思います。マスク越しでも“相手をきちんとみる”ことを忘れず、患者さんの強みを活かせる看護師として歩んで欲しいと思います。
　4月から70名は、群馬県内外への就職・進学と、期待と不安を胸にそれぞれのスタートを切ります。看護学校の3年間に出会った多くの方からの学びを宝にし、看護師としての一歩を堂々と踏み出してください。そして、看護専門職として誇り高く羽ばたいてください。ご卒業おめでとうございます。