facebookアイコン
アクセス

トップページ > 診療科 > 形成外科> 2020(令和2)年度 活動の紹介

2020(令和2)年度 活動の紹介

1.診療体制

 形成外科は 2011 年 4 月に新設科として設立されました。2019 年 4 月から常勤医師が不在となっておりましたが、2021 年 4 月に常勤医師が就任し診療を行っています。
 形成外科の診療範囲は幅広く、顔面骨骨折などの外傷や熱傷、良性・悪性の皮膚腫瘍、乳房再建を含めた組織欠損の再建、先天異常、ケロイドなどの瘢痕まで多岐に渡ります。最近では創傷治療の分野で形成外科が果たす役割も大きくなってきており、褥瘡、糖尿病性潰瘍、虚血性潰瘍など難治性潰瘍の治療を行っています。
 2013 年に乳房再建用皮膚拡張器(エキスパンダー)、ゲル充填人工乳房(インプラント)が保険診療の対象となり、2016 年に当院でも乳房再建外来を設立しています。当院 乳腺内分泌外科と連携を図り、乳癌術後の乳房欠損に対しての治療を行っています。
 2021 年に「患者さんの歩行を守ること」を目標に、形成外科、心臓血管内科、内分泌・代謝内科、整形外科、看護師、栄養士、作業療法士、理学療法士、ソーシャルワーカーといった多職種からなるフットケアチームを設立しています。地域の足で困っている患者様の一助になれるよう活動を行っています。

s_keisei_c_2-1

 火曜午後に専門外来として乳房再建外来を設けています。手術は月曜(午後)、木曜(午後)、金曜(午後)に行っています。外来、手術に関しては適宜、群馬大学 形成外科から人員のご協力を頂いています。
 初めて当院形成外科を受診される方、最後の受診から6 ヶ月以上経過された方は他院からの紹介状が必要となります。ただし、外傷など緊急性のある場合に関してはこの限りではありません。また、当院では一般形成外科診療が主体であり、美容外科(自費診療)は行っていません。

●診療方針

 形成外科は身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、機能的、形態的により正常に、より美しくすることによって患者さんの QOL 向上に貢献する診療科です。
 できる限り多くの患者様に対応し、ご要望に沿った治療ができるよう日々診療に取り組みます。治療内容の説明も患者様の目線に合わせ、分かりやすく説明することを心がけています。

 

2. 診療実績

●症例数・検査数・治療

 令和 2 年度の手術件数は 92 件(入院手術 4 件、外来手術88件)です。

 手術内容の内訳は下記の通りです。

R02-keisei2

3.今後の展望

 日本に形成外科が登場してから半世紀以上経過していますが、日本での周知はまだまだ浅いものです。群馬大学においても 2016 年に独立診療科として標榜されたばかりの歴史の浅い診療科です。しかし、形成外科の診療範囲は幅広く、今まで介入が難しかった疾患や病態に対しても形成外科的アプローチが可能な場合が多くあります。他診療科の先生方、地域の先生方に認識していただけるよう活動を行い、地域の患者様一人一人に対して最適な治療を提供できるよう努めていきます。
 フットケア専門外来の設立や、外来患者数の推移を見ながら外来枠拡張を検討していきます。