独立行政法人 国立病院機構 高崎総合医療センター

文字サイズ
サイトマップ
トップページ > 診療科 > 精神科 > 平成29年度 当診療科の活動

平成29年度 当診療科の活動

1. 診療体制

診療方針 

 総合病院における精神科の役割である、リエゾン・コンサルテーション精神医療を実践している。対象疾患は、気分障害、神経症(パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、適応障害、身体表現性障害など)、統合失調症、脳器質性精神障害(認知症中心)など幅広いが、中心となる活動は緩和ケアチームの一員として悪性腫瘍、高齢者のせん妄への対応、精神疾患の既往のある患者のがん治療など身体治療目的での入院に際してのコンサルテーションである。

 もう一つは、救急救命センターでの自殺未遂患者の対応である、群馬病院の精神科救急おチームと連携して西毛地区の自殺対策の一環を担っている。

 最近の傾向として、睡眠障害が増えている。ナルコレプシー、レストレス・レッグ症候群、レム睡眠関連行動異常、睡眠相後退症候群などの睡眠障害患者を対象に県内専門医療期間と連携して対応して行く。

 

スタッフ名

 常勤医2名 井田 逸朗(精神保健指定医)、村山 侑里

 

2. 診療実績

H29-seishin2

 

3. 臨床研究のテーマ

1)精神疾患患者の就労能力評価

2)せん妄の薬物療法

3)抗うつ薬の臨床治験、市販後調査

4)睡眠相後退症候群、季節性うつ病などに対する高照度光療法

 

4. 研修教育方針

 臨床研修では、1年目、2年目の研修医に対して1ヶ月間のローテーション研修を実施。協力病院として、群馬病院、群馬大学医学部附属病院精神科、群馬県立精神医療センターに参加いただき、各診療科において必要となる精神症状のマネージメントについて重点的に研修してもらっている。

 さらに日本精神神経学会専門医指導医として、当院における精神科専門研修指導を行っている。

 

5. 今後の展望

 総合病院における精神科という仕事は、重要視されながらも、マンパワーの不足、採算性の低さは未解決のまま既に久しい。

 専門医制度が開始され、無床総合病院精神科のアイデンティティは希薄なものとなろう。大局的見地からの存在意義の見直しが必要である。

▲TOP