独立行政法人 国立病院機構 高崎総合医療センター

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平成29年度 当診療科の活動

1.診療体制

 近代の医療現場において、General Mindによって構成される基本理念、必須診療能力は高度専門分化の進む現代日本医療においても普遍的に保存されているものであり、総合診療は、高度に進歩した医学を人々に還元していくために、最も身近な診療ツールとしての機能を備えている。総合診療とは医療を受けられる全ての人々が最初に求める医療であるとする観点から、主要症候に基づいた診断へのアプローチ、そして標準治療の遂行を成すプロフェッショナルとして位置づけている。そして専門診療科では達成し得ない複合的、全人的、そして社会的な疾病に纏わる医学的事象、一定地域における医療的諸問題に対応し、個人個人に求められる健康上の、そして福祉・介護等を含めた包括的問題の解決、もしくは方向づけを可能とする医療こそが“総合診療”と認識されるものと考える。

 高崎総合医療センター(旧高崎病院)では12年前より病院総合診療を通じて地域に求められる真の総合診療医を育成していくことを目標に掲げている。一定の外形基準と地域に求められる高度診療機能を要する地域中核病院において、病院内では物的、人的機能をフルに引き出せる一人のGeneralistとして人々に求められる適切・適正な医療提供を遂行するものである。ほぼ全ての患者状態に対応していく能力の習得を目指し、総合診療科医師の働く場所は病院全域であり、初診外来、内科系救急外来、病棟では患者状態に応じICUから一般病床(急性期)までと様々である。外来では、プライマリ・ケア医と領域を共にする病院勤務医であることから、地域プライマリ・ケア医からの診療要請(紹介)、救急要請に力点を置いている。医師各々の経歴、もしくは嗜好により得手不得手はあるが医師個人の診療域は特に限定せず、必要に応じ専門診療科医師との協働により診療を継続する。その多くは総合診療科のみで完結する場合が多く、担当医師の臨床能力や深部に渡る知識の習得を目的とする観点からは、可能な限り総合診療科医師により患者診療の中核となり、主治医として必要に応じ院内もしくは地域内専門領域医師のコーディネートを行い全人的医療の完結を目指していく。

 例年のことではあるが、27専門診療科を有する高崎総合医療センターにあって、全人的医療を遂行するにおいて、以下の領域もしくは病態に対し積極的な診療を継続している。

 1.診断困難例

 2.全身的徴候を有する疾病

 3.複数臓器障害を有する事例

 4.各臓器、各種感染症

 5.Common diseases

 6.代謝・内分泌、血液、膠原病、リウマチ疾病

 7.内科系救急医療

 

2. 診療実績

 ●29年度診療実績

 平均在院患者数 :40.7名

 年間入院患者数 :14,865名(病院統計延べ数)

 

 外来新患者数  :815名

 1日平均延患者数:51.1名

 年間外来患者数  :12,458名(病院統計延べ数)

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