独立行政法人 国立病院機構 高崎総合医療センター

文字サイズ
サイトマップ
トップページ > 診療科 > 呼吸器内科 > 診療方針・診療内容

診療方針・診療内容

 呼吸器科では肺癌をはじめとする腫瘍性疾患、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、多種多様な呼吸器感染症(肺炎、気管支炎、細気管支炎、胸膜炎、肺結核など)、特発性肺線維症をはじめとする間質性肺疾患(特発性間質性肺炎、膠原病肺、薬剤性間質性肺炎など)、気胸、各種胸膜炎、肺血栓塞栓症などを主な対象疾患としている。
 平成21年10月から新病院において,呼吸器科は呼吸器外科とともに北5階病棟に配置された。
 肺癌は現在本邦において悪性腫瘍の死因第1位であり、肺癌の予防と治療は21世紀のわが国の医療が抱える重要なテーマの1つである。肺癌患者の治療は十分なインフォームド・コンセントを得た上で、手術療法、化学療法、放射線療法のうち、その患者に適切な治療法を選択し施行している。呼吸器内科としては化学療法単独、放射線療法単独、ならびに化学療法・放射線療法併用療法を行っている。また、分子標的治療薬も積極的に治療に導入している。また、これらの治療法の対象にならない患者に対しては対象療法、best supportive careを行っている。
 がん診療連携拠点病院として地域の肺癌診療の均点化をめざし,平成21年よりキャンサーボードが組織され、平成22年より呼吸器系癌のキャンサーボード活動が開始され、毎週1回木曜日に呼吸器系癌キャンサーボード(呼吸器内科・呼吸器外科・放射線治療科・画像診断科の合同カンファランス)を開催している。
 高齢化が一層進む中、慢性閉塞性肺疾患の罹患率は増加し、慢性呼吸不全の患者数も増加している。肺気腫症、肺線維症、肺癌、慢性肺血栓塞栓症などの患者に在宅酸素療法が導入されている。慢性呼吸不全患者の急性増悪時の救急医療も救命センターを中心に行っている。 肺炎を代表とする呼吸器感染症は日常診療で遭遇することの多い呼吸器疾患である。抗菌薬の発達した現在においても本邦で年間約12万人が肺炎で死亡しており、平成23年には日本人の死因第3位となった。特に高齢者での死亡率は高い。最近では、レジオネラ肺炎やニューモシスチス肺炎の経験も増加し、重症例を含め適切な診断と治療を行っている。 間質性肺疾患としては、特発性間質性肺炎をはじめ、関節リウマチに関連する間質性肺炎や薬剤性肺炎も数多く診療している。特に各種間質性肺炎の重症呼吸不全患者は他院からの転院要請も多く,要請には積極的に応じている。


 呼吸器科は平成12年に開設され、平成13年6月より茂木充医長が赴任し呼吸器科診療の充実と発展に努めている。平成28年度は茂木充部長、清水雄至部長、上野学医長、原田直之医師、佐藤麻里医師、鈴木雅文医師の計6人体制で診療にあたり、平成29年度からは原田医師が転勤となり、群馬大学医学部附属病院より大島一真医師が加わり6人体制となった。

▲TOP