キャンパスライフ

50期生 「 決意式 」を終えて

50期生 決意式係代表

 2021年 10月 29日、私たち 50期生は「決意式」を行いました。新型コロナウイルスの感染が拡大している中 、 無事に決意式を実行できたことは、多くの方の支えがあったからです。心から感謝しています。決意式の目的は、看護の道を志す者としてこれまで学び考えた看護を見つめなおし、改めて自分の大切にしたい看護は何かを明確にすることです。今回の決意式も昨年同様、1部と2部に分けて行いました。
 1部では自分たちで選んだ オルゴール 曲の調べ の中で 聖歌継承を行い、一人ひとりろうそくに灯をともしました。一つ ひとつは 小さい灯ですが、 80個の灯が集まると幻想的な力強い「光」となり、これからの看護の道が明るく照らされたと感じました。そして誓いの言葉として、患者さんの思いを受け止め強みを生かした個別性のある看護を行うこと、患者さんに必要な援助を安全で安楽に提供するために確かな知識と技術を身に着けること、患者さんの命を預かるものとして責任と自覚を持つことを誓いの言葉として唱和しました。練習では全員で揃って唱和することが難しく苦戦しましたが、決意式当日はしっかりと 揃い、全員の心が一つになったと感じることができました。また、新型コロナウイルス拡大の影響で授業や病院実習が難しい状況となったことから、改めて看護を学べることに感謝しなければならないと感じました。
 2部では「私たちの大切にしたい看護」というテーマで、基礎看護学実習Ⅰ,Ⅱで学んだ自分の看護観をまとめ、1・3年生の前で発表しました。まとめて発表することは大変でしたが、それぞれが自分の看護観を見直す良い機会となりました。1年生にはこれから実習で学ぶ看護を伝えることができ、3年生の先輩からは、3年間の実習での経験を通 して様々な意見をいただき、これから本格的な実習に臨む私たちのさらなる学びとなりました。
 今回の決意式を通して、誓いの言葉で唱和したような看護師 になることを決意し、学習意欲がさらに向上したと考えます。このような状況の中、決意式ができたことに感謝しこれからの実習で多くのことを学んでいきたいと思います。

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